2014年05月06日

自宅でミラーレス一眼の写真を綺麗にフチなし印刷する方法(L判、DSC判、KG判)

自宅で写真プリントをするなら多くの方はフチなしプリントを希望するだろう。
しかし、その場合には写真と用紙の縦横の比率に気を付けなければならない。

マイクロフォーサーズを除くミラーレス一眼やデジタル一眼レフカメラの大半は3:2の縦横比の写真となる。
対して、多くのコンパクトデジカメやマイクロフォーサーズ機種は4:3の縦横比の写真となる。
カメラを選ぶ際にこの3:2とか4:3の縦横の比率(アスペクト比)を基準に選ぶ人はあまりいないと思うが、コンパクトデジカメから一眼レフにステップアップするとこの違いに戸惑うことも多い。

コンパクトデジカメで採用されてきた4:3フォーマットはパソコンの画面がワイド化する前の縦横比と一緒であり、3:2と比較して横が短く、かつてのパソコンや携帯電話の壁紙などに適したフォーマットだった。
一方、フィルム式の一眼レフカメラなどカメラの歴史としては3:2フォーマットが長らく使われており、デジタル化された現在もこの3:2フォーマットが継続している。
写真の画像サイズとしてはこの2つが主流にあることを念頭に置いてほしい。

写真の画像そのものとは別に、用紙の縦横サイズが存在しており、このマッチングが取れないと上下もしくは左右をトリミング(切り落とし)することでフチなし印刷を行うことになる。
あるいは、設定を間違うとフチが部分的に残ってしまうなどのトラブルになることもある。

次の写真は以下の機材や設定でフチなし印刷されたものだ。
カメラ:Sony NEX-5T(3:2フォーマット)
プリンタ:Canon MG6330
ソフト:Adobe Photoshop CS5(トリミングなし)
印刷設定:用紙L判、全面フチなし(はみ出し量は標準)

IMG_1333.jpg

御覧のように、用紙の下に白いフチが残ってしまった。
Sonyのカメラ付属ソフト、Image Data Converter Ver.4でも同様の現象が生じた。
同じデータをWindowsの写真印刷機能でフルページ印刷するとフチが出ないことから不思議に感じていたが、少なくともソフトを変えるとフチなしになるということは不具合ではなくソフトの設定に問題があるのだろうと考えたが、結果として私の理解不足が原因だった。

日本では長らくL判とかLサイズという写真用紙が一般的だった。
なのでカメラの3:2フォーマットと親和性がよいのだろうと勝手に思い込んでいたのだが、実はそうではなかったのだ。
L判は127mm x 89mmであり、縦横比(長辺割る短辺の値)は1.43。
4:3の縦横比は1.33、3:2なら1.5となる。縦横の比率は1に近いほど四角く、1から離れるほど横長(または縦長)となる。
L判は3:2の写真に比べて横長い用紙だったのだ。
そのため、写真をはみ出さないように印刷すると上下に余白が出来て当然だったのだ。
これを解消するにはソフトで左右をわずかにトリミングするなどして用紙の縦横の比率に合わせる必要がある。

しかし、ここで一つ提案がある。
L判が一般的ではあるが、家庭での印刷を考えた場合は写真に合わせた用紙を選択するという手もある。
3:2の写真に対してはKG判(152mm x 102mm)というサイズが存在する。
この用紙サイズははがきと大差なく、縦横の比率がほぼ3:2でトリミングする必要がほとんどない。
L判よりも一回り大きいサイズになるので、一眼レフカメラの高精細さを表現するのに有利とも言われている。
また、4:3フォーマットのカメラの場合はDSC判(119mm x 89mm)があり、こちらはL判の左右を切り詰めて4:3に合わせた大きさとなる。

L判の4:3とも3:2ともどっちつかずの用紙サイズを使うよりも3:2ならKG判、4:3ならDSC判と区別した方が面倒な手間もなくよりきれいに印刷できるのではないだろうか。
私は今後の写真印刷にはKG判を積極的に活用しようと考えている。

タグ:デジカメ
posted by SKY at 16:34| Comment(0) | デジカメ